目次
オンライン集客するにはコンセプトが大切
集客するのにコンセプトは本当に必要だと思いますか?私は、コンセプトを疎かにした時集客に失敗しました。
デジタルマーケティングの専門家
杉山 永里子です。
集客がうまくいかない、集客のために何をすればいいのかわからない、コンセプトをどうやって作るのか知りたい、集客の方法や、コンセプトの作り方で悩んでいるのであれば、この記事を読むことで、集客をする際にはコンセプトが重要だと理解することができます。
そして、より多くの見込み客を集めるために、どのようにコンセプトを作ればいいのかを学ぶことができます。
今回は、「集客につながるコンセプトの作り方」についてお伝えします。
集客するためはコンセプトが必要
多くの見込み客を集めるには、あなたの考えを広く発信する必要があるでしょう。
あなたのことを一切伝えずに、商品の販売だけを続けることで集まる見込み客は、商品が変われば興味を失ってしまいます。
あなたが提供する商品やサービスを購入し続けてもらうには、「あなたが売っているから」という理由で購入する見込み客を集めなければいけないんです。言い換えれば、見込み客をあなたのファンにする必要があるということです。
そのために必要なのが、情報の発信となります。
私の現在の情報発信は、SNS・YouTube・ブログを通じて情報発信をしています。その中で最初に「365日売れ続けるオンライン講座を作りませんか?」と言うコンセプトを決め、コンセプトに対して情報発信をしています。
発信した情報をとおして、あなたの考えや意図を見込み客に伝え、共感してもらうことで、あなたのファンとなった見込み客が生まれ、以後の集客につながっていきます
ただ、どんな情報でもいいから発信すればいいというわけではなく、集客につながる情報を発信する必要があります。
では、具体的にどういう情報を発信すればいいのか?これを考えるために作っておきたいのが、コンセプトなんです。
コンセプトとは?
ビジネス的な意味でいうと、全体をとおして基本となる一貫した考え方のことを指します。理念と言い換えてもいいでしょう。
こうした企画の最初から最後まで貫くべき考え方は、情報発信においても必要となりますなぜかというと、発信する情報がブレてしまうと、見込み客の心に響かないからです。
たとえば、ブログで情報を発信している人がいるとしましょう。その人が、ブログではビジネスに関する記事を書いているにも関わらず、娯楽ジャンルの商品を販売していたとしたら、あなたはどう感じるでしょうか?
おそらく、何を考えているのか、何をしたいのかわからないという印象を受けると思います。もしかすると、高価な商品を売りつけたい人だというネガティブなイメージを持たれてしまうかもしれません。
ネガティブなイメージを持たれてしまったら、商品自体に魅力を感じて購入されるがあったとしても、あなたのファンになってもらうのは難しいでしょう。
では、ブログと商品が一貫した内容であればどうでしょうか。
ブログでは稼げるビジネスのノウハウを発信していて、その方法を実践するのに役立つ商品を販売していたとしたら、あなたの発信したビジネス情報に共感した見込み客はファンになり、商品を買うようになります。
この様にビジネスコンテンツを一貫させるために、ブレることのないコンセプトを作りましょう。
コンセプトの作り方
では、どのようにコンセプトを作成していけばいいのか?コンセプトを作るときは、3つの手順を意識してみましょう。
1つ目:見込み客がもつ悩みを明らかにして、解決できる問題を絞り込む
あなたが商品を売りたい見込み客がどんな悩みをもっているかを探り、あなたの力で解決できそうな悩みを探してみてください。
ここで注意するべき点は、あなたの頭の中だけで考えてはいけないということです。
あなたが持っているイメージが、実際と同じだとは限りません。アンケート調査の結果をみて、自分が少数派だったことに気付かされたことはありませんか?それと同じで、実際に調査してみないと人の悩みはわかりません。
つまり、悩みを探すにはリサーチが欠かせないということです。
具体的なリサーチの方法は、ネットであらゆる悩みを探すことになります。たとえば、20代女性の悩みを探す場合は、「20代 女性 悩み」等で検索し、大きく取り上げられている悩みをピックアップしていきましょう。
ダイエットについての悩みを探すのであれば、「ダイエット 悩み」等になりますGoogle等の検索エンジンで検索することもできますし、ターゲットになる見込み客が利用している質問サイトやコミュニティで検索をかける方法もあります。
色々な場所で悩みを集め、より多く取り上げられていた悩みを絞り込むことで、コンセプト作成の第一歩となります。
2つ目:絞り込んだ悩みを解決する具体的な方法を探す
単純に悩みを解決するだけでは、見込み客に満足される商品を作り出せないでしょう。なぜなら、リサーチして見つけた見込み客の悩みは、すでに色々な方法を試したあとである可能性が高いからです。
解決できなかったからこそ、悩んでいるわけです。つまり、悩みに対する答えをそのまま伝えても、見込み客にはなかなか響きません。
そこであなたがするべきなのは、見込み客の潜在的なニーズに対する解決策を考えることになります。
たとえば、株のやり方を知りたいという見込み客がいるとします。この見込み客は株がわからないという悩みを持っていますが、ここで単純に株のやり方を教えるだけでは満足してもらえないでしょう。
というのも、見込み客は株について勉強すること自体が目的ではなく、お金を稼ぎたいから株を手段に選んでいるだけなんです。
ですので、株のやり方だけでなく、どのように株を買えばお金が稼げるのか、どのくらいの時間でお金が稼げるのか、といったところまで伝える必要があるでしょう。
もしくは、株よりお金が稼げる方法を伝え、別ジャンルのビジネスを提案するのもいいかもしれません。
どの方向性で悩みを解決するかを選択したうえで、具体的な方法を突き詰めていきましょう。
3つ目:見込み客に対して、提供できるベネフィットを考える
悩みの解決方法は見込み客に伝えてしまい、その方法を実行するのに便利になるような商品やサービスを提案しましょう。
あなたの商品に、他では真似のできない付加価値があれば、それは強力なベネフィットになります。
いくつかベネフィットの例を挙げると、「~歴10年以上の私が提供する」のような経験や、「1日で~ができる」のような即時性、「ここでしか手に入らない」のような希少性などがあります。他にも、あなただからこそ提供できるベネフィットがあれば、惜しみなく出していきましょう。
ベネフィットが考えついたら、あとはここまでの手順をまとめるだけです。わかりやすく一言で言いきれる形にすれば、それがコンセプトになります。
たとえば、「ビジネス初心者から月収100万円に!一週間で稼げるコンテンツビジネス講座」というコンセプトは、ビジネスがわからない初心者であるという悩み、コンテンツビジネスという具体的な方法、一週間で稼げて月収100万円も狙えるというベネフィットをもとにして作成しています。
ビジネス初心者でも月収100万円を稼げる未来が目指せると聞けば、ワクワクしますよね。
見込み客が見たときに、将来の自分を想像してワクワクするようなコンセプトを、時間をかけて作成してみてください。
まとめ
コンセプトを作るときは、見込み客の悩みをリサーチし、悩みの解決方法を決め、提供するベネフィットを考える、という流れで進めていきましょう。
こうして決めたコンセプトは、集客はもちろん、商品作りや販売においても、ブレることのない軸になります。
ひと目見てあなたの考えや商品について把握できる、素晴らしいコンセプトを考えてみてください。