セミナー講師の自己紹介法
セミナー講師として登壇したとき、最初に行う自己紹介、どんなふうに伝えれば参加者の心をつかむことが、できるのでしょうか?セミナーは、時間に限られています。
自己紹介は早目に切り上げて、すぐに本題を話したい、という考え方をもっている方も、いるのかもしれません。
自己紹介は最初の挨拶、ここで参加者の気持ちをつかむことは大切なことです。
参加者は、この講師は今日のセミナーの話をするのに値する人物なのか?どんな人なのか?と確かめています。
今回は、セミナー講師として効果的な自己紹介の仕方をご紹介します。
自己紹介の必須、項目とは?
まずは、基本データをしっかりと伝えましょう。名前(必ず、フルネーム)・経歴(専門用語を使わない)・現在の仕事(簡単に状況)をわかりやすく簡潔に紹介するよう心がけましょう。
次に、必要なことはセミナー資料(Power Point)に自己紹介ページを準備しましょう。また、あなたの写真も必要です。
紹介するときは、自己紹介ページから重要なところを言葉にしていきましょう。
自己紹介を記載することで講師と、ささいな点でも共通項があれば参加者は、親近感をもって、あなたの話に耳をかたむけるキッカケになりますので、丁寧に書くことで好感度のある自己紹介になります。
ウソ偽りなく、丁寧に記載しましょう。
セミナー講師として自己紹介で語るべきこと
名前・経歴・現在の仕事は必須ですが、あなたの人間性を知ることができる内容も加えていきましょう。
趣味やプライベートのこと、最近気になっていること、印象に残っているニュースなど、セミナー本題と少しでも関係のある内容でしたら、メインの話にスムーズにつなげることもできます。
セミナー講師の自己紹介は「つかみ」の部分です。
参加者は、あなたがどんな人なのか見極めようとしています。まずは、自己紹介であなたの人間性を知ってもらいましょう。
成功したことはもちろん、失敗したことやマイナスなこと意外な一面を見せると、参加者の興味をそそります。
実は、わたし・・・というギャップ、それが意外であるほど聞いている人への共感を得るポイントとなります。
また、話す態度も配慮するべきです。よい姿勢、焦らずゆっくり話始め、落ち着いた雰囲気で話せば、安定感のある印象を与えることができ、最初に声を張ってインパクトのある話で始めれば、一気に参加者の興味を惹きつけられることも可能となります。
注意点:長すぎるのは禁物
どんなに、面白い自己紹介でも長すぎる自己紹介は、必ず飽きていまいます。適切な時間を使ってしっかりと自己紹介をするのは、とても大切なことです。
まとめ
セミナー講師の自己紹介は、参加者への最初の「つかみ」で、その後の本題をスムーズに進めるには重要です。
自分自身のアピールするポイントを整理し、あなたの自己紹介をしっかりと生かして、あなたがどんな人なのか?人間性を伝えていきましょう。
人間性が伝われば、あなたに親近感をもち、その場の雰囲気がやわらぎ、緊張感もほぐれてからセミナー本題に入りましょう。