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ウェビナーでできる4つのこととは?
ウェビナーという言葉を聞いたことがある、ウェビナーがどんなものか知りたい、ウェビナーで何ができるのか知りたい、つまり、これからウェビナーを取り入れようと考えている人に向けてお伝えします。
デジタルマーケティングの専門家
杉山 永里子です。
この記事を読めば実際にウェビナーで何ができるのかを知り、これからウェビナーを始めていくイメージを固めることができます。まずは、ウェビナーとは何かを簡単に説明します。
ウェビナーとは、オンライン上で開催するセミナーのことで、オンラインセミナーやWebセミナーとも呼ばれます。
カメラとマイクを使って、ウェビナー参加者に講義の様子を届けます。場所を選ばず、基本的にURLをクリックすればウェビナーに参加できるので、視聴者にとってもお手軽な手法です。
もともと、私はオフライン(対面)で全国各地でセミナーをしていましたが、最初は色々な場所へ行けるのが楽しかったのですが、年々移動する時間や会場を予約したりするのが苦痛だなと感じていました。
その苦痛を解消したのがウェビナーでした。
この2つの苦痛から開放され実際ウェビナーこれまでオフラインでセミナーをウェビナー用に作成し直し見込み客ににコンテンツ販売をしています。これからウェビナーを取り入れようと考えているあなたに・・まずは、ウェビナーでどんなことができるのか?をお伝えしていきましょう
1 あなたが話している姿や声を、ウェビナー視聴者に見せられる
カメラを使わずに声だけでウェビナーを進めることも可能ですが、やはり相手の姿が見えているほうが視聴者は安心します。
「恥ずかしい」とか「怖い」と思う気持ちもあるとは思いますが、顔を出して話すことに挑戦してみましょう。
あなたの顔を相手に見せることは、きっとあなたにとってプラスになり信頼も深まります。
ただし、注意点としてはあなたを映し出す、画像には気をつけましょう。私がウェビナーをやり始めたばかりの頃、映し出される画像が暗すぎて「押し入れでやっているの?」と友人に嫌味を言われたことがあります。その時、そのように相手には見えているのか?とハッとさせられました。
勇気を持って教えてくれた友人には感謝しその後、私は見事押し入れから脱出したのです。
そして、途中でホストを切り替えることで、他の人の映像に変えることも可能なんです。前説としてAさんが話したあと、ホストをBさんに切り替えてウェビナーを始めることも可能となります。
2 パソコンの画面を共有して、スライド等の資料を表示できる
通常のセミナーでパソコンの画面を映そうと思ったらプロジェクターを使うと思いますが、プロジェクターだと後ろの席の人が見えづらかったりします。
その点ウェビナーの画面共有なら、視聴者一人一人のパソコンに資料を大きく表示させられるので、非常に見やすくなります。
そして、画面共有はスライド資料を見せるだけではなく、動画を見せたり、画面上のマウス操作の動きを見せたりもできます。ただし、ウェビナー画面に映してはいけないファイルや画像を表示しないように気を付けましょう。
映してはいけないファイルやセミナーに関係ない資料をウェビナーで表示してしまうと、問題に発展する場合やウェビナーの構成が崩れてしまう可能性がありますのでご注意くください。
私も、以前視聴者に見せてはいけない資料を表示してしまい非常に焦ってしまいウェビナーで契約をとることが出来なかったということがありました。
その失敗を活かして今は必ずスライド資料は事前に何度もチェックしてウェビナーをしています。
3 通話やチャットによって視聴者とのコミュニケーションがとれる
じつは、視聴者もカメラとマイクを使うことができます。ホストが許可していれば、ウェビナー中に視聴者もリアルタイムで通話ができます。視聴者全員がお互いの姿を見ながら会議や会話をすることも可能になるわけです。
ただ、一人で話すウェビナーで視聴者に話されると、進行が難しくなります。
そういうときは、ウェビナースタートする前に参加者全員にマイクをミュートにしてもらうように伝えてからスタートするようにし必要であればホスト側から、視聴者のマイクをミュートにすることも可能です。
マイクが使えない人とコミュニケーションをとるときや、多くの意見や回答を集めたいときは、チャットを使うといいでしょう。視聴者がチャットに入力した文を、リアルタイムで確認しながらウェビナーに反映できます。
ちなみにチャットのテキストは、発言した人の名前を表示しないようにしたり、特定の相手だけに送ったりすることも可能です。
4 視聴者へアンケートをとり、回答結果を画面に表示できる
ウェビナーの画面上に質問と選択肢を表示し、視聴者に選択肢を選んでもらうことで、どの回答が多かったのかパーセント表示されるという流れです。決まった答えの中から視聴者に選択してほしいときに使える機能です。
アンケートの質問と選択肢は、ホストが自由に設定可能ですので、自由な発想でアンケートを作ってみてください。
例えば、聞きたい内容についてアンケートをとって一番要望が多い内容を話したり、話した内容を復習するために問題に答えてもらったりすることができます。
話の合間に楽しんでもらうためのクイズを出したり、質問したり視聴者に考えてもらうことをすると離脱率も減りますので是非、取り入れてみてください。
クイズや質問は簡単に回答できるようにすることをオススメします。私がもし視聴する立場なら文章で長々と答える質問は、面倒とか恥ずかしいなと考えたりするわけです。
あなたも同じように考えたりしませんか?ですから、イエスorノーで答えるとか番号から回答を選んでもらうようにするとより、視聴者から回答を得ることが出来ます。
集めたアンケートの結果を、CSV形式のテキストファイルで出力できるツールもあります。参考になるアンケート結果はCSV形式で保存して、今後のビジネスに活かしましょう。
まとめ
ウェビナーでは、ホスト側から一方的に話したり資料を見せたりするだけでなく、視聴者の通話やチャットを参考にしたりアンケートに回答してもらったりと、双方向性のあるコミュニケーションが可能になっています。
視聴者にあらかじめカメラの準備をお願いすれば、お互いに顔を見ながら対話することもできます。
また、今回紹介した基本的な機能以外にも、便利な機能はまだまだあります。
ぜひあなたのビジネスにウェビナーを取り入れて、色々と試してみてください!