ウェビナーを活用する3つのデメリット

ウェビナーはメリットもあるがデメリットもある

ウェビナー

ウェビナーはメリットばかりではなくデメリットも理解する必要があります。

 

デジタルマーケティングの専門家

杉山 永里子です。

 

世の中が変化し始め、ウェビナーを取り入れてビジネスを展開している人も多いのではないでしょうか?ウェビナーを活用するメリットもありますが、デメリットも理解することでさらに良い価値提供を見込み客やユーザーに届けられるようになります。

 

私が、最初に感じたデメリットは対面のセミナーとは違いコミュニケーションがとりづらいことと、ウェビナーを進めていくと参加者が集中力を保つのが難しく、離脱につながるなと感じました。

 

この2点はよく言われている主催する側のデメリットとしてあげられますが、今回は参加者にも注目したデメリットを記事にしましたのでご覧ください。

 

今回は、「ウェビナーを活用する3つのデメリット」についてご紹介します。

 

デメリット① インターネットの環境によっては品質が落ちる

インターネット

ウェビナーはインターネットを通じて行うため、そもそもインターネット環境のない人は参加できません。また、環境の良し悪しによってもウェビナーの品質は大きく変わります。

 

主催者側の環境が悪ければ通信エラーや切断などトラブルが起こるし、参加者側の環境が悪いと画像や音声が途切れやすくなり、最悪の場合動画が見られないこともあります。

 

参加者側のインターネット環境を整えるのは難しいので、せめて主催者側は高速で安定した環境を整備するよう心がけましょう。

 

事前にリハーサルすることでトラブルが起きるかあらかじめ確かめておくことも大切です。一のためにトラブルへの対処法をマニュアル化しておくことも、リアルタイム配信の際にはよい準備となるでしょう。

 

デメリット② オンラインが苦手な参加者希望者がいる

オンライン

たとえ興味があってもウェビナーの参加はしたくない、というオンラインに不慣れな層は一定数います。こういった層の人々への対応としては、第一にサポート体制を万全なものにしておくことです。

 

参加方法や参加手順の案内などを分かりやすく提示し、サポートセンターを用意して電話対応などを行うのが解決策になります。ただし、こういった対応方法には経済的・時間的コストがかかってしまうという欠点があります。

 

そのため二つ目の対処方法として、はじめからインターネットに不慣れな層は集客の対象としないでおくことが挙げられます。加えてウェビナーを通して販売したい製品のターゲットを、インターネットに慣れているユーザーに設定することです。

 

こうすることで確かに顧客の獲得機会は減りますが、同時にターゲットを絞ることもできるのです。

 

ターゲットを絞るためには、何を売るかが重要です。例えばウェブマーケティングのノウハウを商材とする場合、インターネットに不慣れな層ははじめから対象になりません。そのためコスト削減と矛盾することなくターゲットを絞り込むことができるでしょう。

 

このようにウェビナーを実施する際は、販売したい製品がウェビナー向きのものであるかをしっかりと吟味するようにしましょう。

 

デメリット③ ユーザー側の準備が必要な場合もある

準備

ウェビナーツールによっては専用のアプリケーションなどをダウンロードしなくてはならない場合もあります。もしもアプリが使用しているOSに対応していなければ、ウェビナーへの参加は難しくなってしまいます。

 

また、パソコンのスペックが足りない、通信制限がかかっている、などの理由で参加ができないという場合もあり得ます。

 

ユーザー側の環境整備は難しいものですが、できる対処としては、第一にアプリの導入が必要なツールを利用しないことです。せっかく興味があってもアプリのダウンロードなど面倒なことがあると、ユーザーは熱を冷ましてしまいます。

 

なるべく熱を持ったままスムーズに参加できるような環境をこちらで整えることが大切です。

 

もう一つの対処法としては、推奨スペックや推奨環境などについてあらかじめ簡潔に案内しておくことです。こうすることで一定の参加者をふるい落としてしまいますが、問い合わせなどの工程を省くことができます。

 

まとめ

ウェビナーを活用することで対面のセミナーと比べると低コストで開催でき、場所や時間に制限されないメリットもあるため、ウェビナーを取り入れる人は増えてきました。

 

しかし、デメリットも当然ながらありますのでデメリットも理解することで、どのように集客するのか?参加者に集中して聞いてもらうにはどのように進めれば良いのか?ウェビナー終了後のフォローはどうすれば良いのか?などを明確すことがウェビナーを成功させるカギとなるでしょう。

 

主催者としてのデメリットと参加者が感じるデメリットも配慮しつつウェビナーを開催することで、さらに素晴らしい価値提供を届けられるようになるでしょう。

 

ウェビナーを活用するメリットについて、まとめたブログ記事です。合わせてお読みくださいませ。

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ウェビナーを活用する5つのメリットとは?

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