目次
7つのポイントを習得して相手に伝わるウェビナーを開催しよう
相手に伝わるウェビナーを開催するにはコツがある・・
デジタルマーケテイングの専門家
杉山 永里子です。
ウェビナーで言いたいことが思うように伝わらない、ウェビナーでよく質問される、もっとウェビナーがうまくなりたい悩んでいる人がこの記事を読むことで、相手にわかりやすく伝えるコツがわかり、あなたのウェビナーがより理解されやすく、より納得されやすくなります。
私は、ウェビナーは環境さえ整っていれば簡単にできると思っていました。その理由はオフライン(対面)で何度もセミナーを開催し参加者に伝え売り上げに繋げて来たからです。
しかし、実際にやって見るとオフラインとは違い参加者の表情は見えず、本当に理解しているのか?一方的に進めていくウェビナーに苦戦をしてウェビナーで相手に伝える難しさを実感しました。
そこでウェビナーで成功している人はどのようにウェビナーをしているのかを研究し私に足りないポイントを見つけることが出来ました。
今回、お話する7つのポイントを実践した結果、参加者に伝わるウェビナーを開催できるようになり、売り上げにも繋がっていますので、あなたのウェビナーに参考になればと思います。
ウェビナーに必要な7つのポイント
ポイント1 話を論理的に構造化する
ウェビナーにおいて重要なのは、「何を話すか」だけではありません。「どの順番で話を伝えるか」も重要なんです。論理的な順番で話を伝えることで、聞いた人の頭に話が入りやすくなります。
例えば、今回紹介している7つのポイントは、「ウェビナーを構成するとき」「ウェビナーで話すとき」「それ以外」の順番でまとめています。バラバラの順番で羅列するより、頭に入りやすいと感じるはずです。
論理的な順番を考えるには、話す内容をあらかじめ書き出し、情報を整理しましょう。こうして話の構造を視覚化できれば、行きあたりばったりで話がまとまらない問題は解決します。
本の目次を書くように構造を視覚化して、理解してもらいたい順番を考えてみてください。
私は、ウェビナーで話す内容を構造化するためにまず、話たい内容を書き出し、書き出した内容を箇条書き整理し構成し、話が脱線したり大切なことを言い忘れないようにするためにスクリプト(台本)を作成しています。
これをすることによって、参加者に確実に伝わるようになりました。
ちなみに、構造を考える際はアウトラインプロセッサを使うことをおすすめします。「アウトラインプロセッサ」で検索すれば無料で使えるツールも見つかるので、興味があればチェックしてみてください。
ポイント2 主張内容を大げさに表現しない
ウェビナーで主張や提案をするときは、無理にアピールポイントを作らず、どのような特徴があるかをありのままに伝えましょう。嘘や大げさに表現してで話せば、聞き手は嘘くささを感じます。
嘘をつかれているという確信がなくても、なんとなく嘘や大げさだと感じ取ってしまいます。
例えば、「この食べ物は世界一おいしいです」と言われても、なかなか信じられませんよね。「世界一おいしい」とは言わずに、「フルーツのように甘いので、甘いものが好きな人におすすめ」のように伝えることで、その食べ物について納得しやすくなります。
世の中に、全てにおいて完璧で隙がない主張は存在しません。何が欠けているのか、どんな人にとって適した主張なのかを明確にして、大げさ表現しないで伝えるようにするといいでしょう。
ポイント3 結論を先に伝える
結論を先に言ってしまうことで、これからする話の枠組みが参加者のあたまのなか想像出来ます。話の枠組みがあれば、少し突飛な話をしたとしても、ある程度は話の着地点が想像できます。つまり、話の内容を理解することに集中しやすいです。
結論を最後にした場合、話の枠組みがないため、何を話しているのか、わかりづらくなります。
しかも、一度話がわからなくなってしまえば、それ以降の話がほとんど頭に入らなくなってしまうんです。結論を後回しにしたことで話を理解してもらえないという事態は避けたいです。
例えば、「時間が足りない」という結論を先に言ってから理由を話せば、話をすべて聞かなくても「時間が足りない理由を言っているんだな」と聞き手に理解してもらえます。
これに対して、先に理由から話していると、何を言いたいか最後までわからないので、途中から話を聞いてもらえなくなる可能性が高くなります。
話の着地点がわからないまま話を聞き続けるのは、ストレスにも繋がります。結論はもったいぶらず、最初に話してしまいましょう。
ポイント4 具体例を話す
ほとんどの場合、あなたがウェビナーで話す内容は聞き手にとって未知の情報になります。馴染みのない情報なので、具体的なイメージがなかなかできません。
だから、話を受け入れやすくするために、具体的でわかりやすいイメージを伝える必要があります。
例えば、「このカバンは軽くて使いやすい」と言われるだけでは、「そうなんだ」という感想で終わってしまいます。そこに、使いやすい場面の具体例を挙げるとどうでしょうか。
「長時間持ち歩いても疲れにくい」「飛行機の重量制限にかかりにくい」等の具体的な話を聞けば、自分に合うカバンであるか検討し、理解を深めることになるでしょう。
ちなみに、似たような内容でなければ、具体例は多くなっても構いません。具体例が多いほど、色々な角度から話の内容が妥当だと示せるからです。
ポイント5 補足は自分から話さない
補足や解説は、理解するために最低限必要な数に留めてください。ウェビナーの内容を突っ込まれないように、あらかじめ補足をつける人は多くいます。
しかし、補足をつけると話がそれやすくなり、本筋を理解しづらくなります。
例えば、デジタルマーケティングをするべきだと主張したいウェビナーを行うとします。そのウェビナーのなかで、デジタルマーケティングとWebマーケティングの違いのような、主張に関係ない話をすると、どれが本題かわかりにくくなります。
ウェビナーで話す内容は、構造化して組み立てた話の流れに沿って、1つの主張を最後まで通しましょう。ウェビナーに入れられなかった補足は、参加者に質問されたときに答える材料としてとっておいてください。
ポイント6 身だしなみを整える
ウェビナーに限らず、人と話すときは外見や清潔感に気を配りましょう。多くの人は話し手の外見から、説得力があるかどうかを判定します。
説得力がなければ納得もされにくくなるので、身だしなみを整えないと損してしまいます。
顔を変えることはできませんが、髪や服、仕草を変えていきましょう。髪はきちんと手入れをして整え、服は明るい色を使ってシワなく着こなします。
仕草や姿勢を美しくすることも、清潔感を出す方法の1つです。服装が変わるだけでも、話し手の説得力は大きく変わります。
例えば、健康食品の成分について話すとき、「私服を着た人」「スーツを着た人」「白衣を着た人」のどれが説得力を感じるでしょうか?多くの人は、白衣を着た人に権威性と説得力を感じるはずです。
私の場合は、「杉山 永里子」は見込み客にどのように見られたいのか?最初に私とチームのメンバーで考え、服の選定をしました基本的には今、あなたが見ている白いシャツがメインで紺色・ブランドカラーのグリーンのシャツを着てウェビナーやYouTubeで話しています。
杉山 永里子と言えば想像できるように同じ服を来てウェビナーをしています。
今まで気にしたことがなければ、外見にも気をかけるといいでしょう。
ポイント7 練習をする
ウェビナーは話の構造を決めるだけでなく、事前の練習を必ず行いましょう。つまることなく話せるようになれば、聞き手に納得してもらいやすくなります。
とくに、「あー」とか「えー」といった言葉が多いと参加者はその言葉が気になって内容が頭に入ってこない可能性が高くなり相手に伝わりません。せっかく構造化し準備をしなければ意味がありません。
また、練習を重ねれば、ウェビナーに対する自信がつく効果もあります。自信は顔つきに現れるので、参加者に納得してもらう最後のひと押しになるんですね。
参加者はあなたの顔を画面を通して見ているので、自信のある顔を見せる効果は意外とあります。
まとめ
相手へ伝わりやすいウェビナーを作るには、話の内容や話す順番だけでなく、身だしなみにも注意する必要があります。
もし今まで意識していなかったポイントがあれば、そのポイントを取り入れてウェビナーに臨んでみてください。
これらのポイントは基本でありながら重要なので、理解と納得を聞き手から得るために、1つも漏らさないようにポイントを抑えましょう。