【初心者向け】オンラインで実施するセミナーの始め方

オンラインセミナーの始め方

オンラインセミナーを始めるための具体的な方法がイメージできるようになり、あなたのビジネスを促進するセミナーを開催する足掛かりとなるでしょう。

デジタルマーケティングの専門家

杉山 永里子です。

 これからビジネスにセミナーを取り入れたい、オフラインでのセミナーでなかなか人が集まらない、オンラインセミナーの始め方がわからない、オンラインでセミナーを活用したいと考えているのであれば、ぜひこの記事を参考にしてください。

私は、オンラインセミナーを始めるまでに時間がかかりました。なぜならば、どうやって始めればいいのか分からず、準備をしていくなかで本当にこのやり方でいいのか?参加してくれる人はいるのか?と不安になってしまい準備が出来てもオンラインセミナーを始める勇気もなく、とにかくたくさんの時間を無駄にしてしまいました。

これから、オンラインセミナーを始めてみようと思っている人の第一歩となればと思い記事にしました。

今回は、【初心者向け】オンラインで実施するセミナーの始め方についてお伝えします。

オンラインセミナーとは?

オンラインセミナーは、ウェブ上で開催されるセミナーのことで、ウェブセミナー、ウェビナーとも呼ばれています。セミナーを行う様子を配信する形になるので、参加者はどこからでもオンラインセミナーに参加することができます。

そのため、参加者の住んでいる場所や時間を選ばず、オフラインのセミナーに比べてターゲットが多くなるというメリットがあります。これからセミナーを取り入れようとしているのであれば、オンラインセミナーの導入を検討してみるとよいでしょう。

次に、オンラインセミナーの始め方について5つのステップで説明します。

ステップ1 セミナーの概要をまとめる

概要をまとめる最初にセミナーの概要をまとめておくことで、伝えるべきことが明確になり、話がブレないようにすることができます。概要は、5W1Hに答えられる形でまとめましょう。

 

つまり、いつ、どこで、誰に、何を、なぜ、どのように伝えるかを具体的に決めていきます。

たとえば、「1週間後に、自宅の撮影室で、20代女性に、ダイエット器具に必要な機能についての話を、自社製品に興味をもってもらうために、スライドと実演をまじえて伝える」といった概要が考えられます。

一度概要を決めたら、最後まで軸がブレないようにセミナーに取り掛かりましょう。

ステップ2 配信ツールを準備する

映像を配信するには、プラットフォームとなるサービスまたはソフトが必要になります。有名なソフトとしてはZoomが挙げられますが、Zoom以外にも多くの配信サービスや配信ソフトが存在します

大人数に適しているもの、セキュリティ性が高いもの、簡単に使えるものなど、それぞれに特徴があるので、セミナーの概要にあわせて選択しましょう。

 

なお、配信ソフト以外にも、カメラやマイクといった撮影機材も必要になります。

私が、特に注意しているのはマイクです。なぜならば、オンラインセミナーでは参加してくれる方がイヤフォンなどで視聴する人もいるため、ホワイトノイズや雑音などが入ってしまうと視聴者は不快に感じてしまい離脱してしまう可能性があるからです。

本格的な撮影セットも含めて準備することもあれば、スマートフォン1台で撮影することもあるので、予算と相談して準備するとよいでしょう。

ステップ3 広告等を利用して見込み客を集める

オンラインセミナーでは遠方に住む見込み客へリーチする必要があるので、広告を印刷する必要はありません。

 

Facebook広告やGoogle広告等のウェブ広告を出稿し、見込み客をオンラインセミナーへ誘導しましょう。

また、ウェブ広告の他にもブログ、メルマガ、SNSを利用した情報発信で人を集める方法があります。

 

これらの方法は集客に時間がかかるので、情報発信で人を集める場合はなるべく早く取り掛かっていくとよいでしょう。

ステップ4 セミナーの内容を組み立てる

オンラインセミナーは参加者の目の前で話すわけではないので、参加者の意識はセミナー以外に向きやすくなっています。

 

もしセミナーに集中してもらえず、話の半分も聞いてもらえなければ、セミナーをする意味がありません。

そのため、セミナーの最初から最後まで集中して話を聞いてもらえるように、構成の組み方を考える必要があります。

 

たとえば、最初にセミナーへ集中するように促したり、集中が切れそうなときにクイズやアンケート等のレクリエーションや休憩を挟んだりすると、比較的集中してもらいやすくなります。

また、話を伝える順番には意味をもたせて考えてみてください。

 

興味を引きやすい話から始め、最後までしっかりと耳が傾けられるような流れにできれば、セミナーは成功へと向かうはずです。

最後のステップでは、オンラインセミナーを実施します。このステップまでの準備ができていれば、あとは概要に沿ってオンラインセミナーを開催し、見込み客に話を伝えるだけです。

 

とはいえ、ただセミナーをして終わるのではなく、セミナーに改善すべき点がないか考えるようにしましょう。

改善点を見つけ出し、次回のセミナーに反映させることで、あなたのビジネスをより大きく成長できるようになります

セミナーをおこなう際の注意点

テスト配信

1 セミナーをする前には配信テストを行う

セミナー当日にトラブルが起きれば、それだけで見込み客がセミナーから離れてしまうでしょう。

 

たとえば、セミナーを開始した直後にカメラの不具合が発覚して、映像を映すのに時間がかかってしまうと、その時点で「話を聞く価値がない」と判断され、セミナーから退出されかねません。

セミナー当日になって慌てないように、事前に配信テストを行ってください。映像が見やすく配信されているか、マイクの音が正しく出ているか、操作がスムーズにできるか等をチェックして、起こるかもしれないトラブルに備えましょう。

2 練習を十分行うこと

話す内容や段取りがうろ覚えだと、話し方にも影響が出てしまいます。話すときに「えー」「あー」といった言葉が出てくるようでは、見込み客の印象が悪くなってしまうでしょう。

練習を重ねることで話す内容をしっかりと覚えられ、自信を持った口調でセミナーに臨むことができます。

 

よどみなく喋れるようになるのを目指して、十分な練習時間をとるようにしてください。

 

まとめ

オンラインセミナーを始める際は、初めにセミナーの概要を決めるのが重要です。概要はセミナー全体の方針となるので、概要に沿ってツールの準備や集客、セミナー内容の構成を進めてください。

そして、事前の配信テストと十分な練習を行ったうえで、セミナーを実施することを心がけましょう。オンラインセミナーが成功すれば、あなたのビジネスが成長する足掛かりとなります。

くり返しオンラインセミナーを行い、改善をくり返すことで、見込み客からより良い反応がもらえるセミナーを作り上げましょう。

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