ターゲットの心に響くメッセージを届ける方法

ターゲットが決まっていなければ届けない

ターゲットの決め方

ある程度集客はできているのに、商品が売れないのはターゲットへのメッセージの伝え方が間違っているのかもしれません。

 

デジタルマーケティングの専門家

杉山 永里子です。

 

ターゲットの絞り方がわからない、相手にメッセージがうまく伝わっていないと感じる、集客はできているのに、商品が売れないと悩んでいる方は、この記事を読むことであなたが伝えたいメッセージが価値のあるものへと変わり、理想の見込み客が自然と手にしたくなるようなメッセージを届けれるようになります。

 

実際に私がオンライン講座を初めて作成した時も、「できるだけ多くの人に見てもらいたい」と幅広いターゲット層に向けたサービスを作ろうとしてしまいました。すると結局誰にも刺さらないオンライン講座ができてしまい、伝えたいメッセージも本当に必要としている人に対してでないと何も響きませんでした。これから、オンライン講座を購入意欲のあるターゲットに向けて作成したいと思っている方の参考になればと思い記事にしました。

 

今回は、『ターゲットの心に響くメッセージの届け方』についてご紹介します。

 

 届けたいターゲットを決める

ターゲット

まずは届けたいターゲット(見込み客)を決めましょう。誰に向けてメッセージを届けるかということはとても大切です。誰に対しても無難な内容というのは、せっかく見に来てくれた人に「なんとなく自分の求めているものではないな」と思わせてしまいます。

 

そして何より、あなたの個性や商品の特別感が薄れてしまい、最後まで興味を持って読んでもらうことができなくなります。つまり、その先のゴールである商品までたどり着かないということです。理想の見込み客が勝手に来てくれることはありません。

 

「誰に」「何を」伝えたいのか。まずは「誰に」をしっかりイメージすることで、あなたが伝えたいメッセージが価値あるものとなっていき、必要性を感じている人に届けることができるようになります。

 

 間違ったターゲット設定している

ターゲット設定

ターゲット設定はマーケティングの起点となる重要な部分です。ターゲット設定を間違えてしまえば、その後のすべてのことにズレが生じてしまいます。

 

オールターゲットを設定している

あらゆる人に売りたいとオールターゲット設定をするのは間違いです。オールターゲットは、ターゲットを絞り込むことをしていません。

 

アクセス数は伸びるかもしれませんが、オールターゲットではターゲットの範囲が広すぎて「二兎を追う者は一兎をも得ず」状態となり、成果がでません。

 

曖昧なメッセージを届けている

ターゲットを絞り込まず、あらゆる価値観やニーズを持つ人々に対してメッセージを届けようとすると、誰にでも当てはまる曖昧なメッセージとなってしまいます。これでは焦点が絞れず、届けたいメッセージも商品の価値もぼやけてしまいます。

 

解決したいと思っている問題や、こうなりたいという欲求は何なのか、そしてそれらの解決策を必要としているのはどんな人なのか、まずはここを明確にすることから始めましょう。

 

「売りたい人」から「あなたの商品に必要性を感じてくれる人」をイメージしていきましょう。

 

 悩みから解放される未来像をみせる

未来像

人が何かを購入しようとする時、一体何を期待していると思いますか?

 

それは「未来への変化への期待」です。その商品を手にすることによって「悩んでいる今の状態から、望んでいる未来へと変化するのではないか」という期待こそ、人が商品の購買意欲を高める最大の要因です。

 

つまり、悩みから解放される未来像をみせることが商品を購入してもらえる近道となります。今あなたがこのページを見てくださっているのも、きっと何かの悩みから解放されるかもしれないと期待をしていただいたからではないでしょうか?

 

商品を売りたいからと「良い商品ですよ!」「今買わないと損しますよ!」という押し文句だけでは、商品は売れません。悩みを抱えている人に必要性を感じてもらえることで、初めて商品を手にとっていただけるのです。そのためには一体何ができるのか、ということを意識して考えることが大切です。

 

ストーリーを語る

ストーリー

世間的に成功されている人の下積み時代の話や、失敗を重ねてきた過去の話を聞くと「〇〇さんでも、こんなに苦労をしてきたんだ…」「私も何がきっかけで人生変わるかわからない!」と感じたことはありませんか?

 

ストーリーを語るメリットとは、人々に共感を呼び、相手を引き込むことです。相手の共感を得ることで、あなたに対しての信頼度が高まります。

 

また、どのような悩みを解決できてどのような未来が待っているのか、という成功イメージを沸かせることができます。これは、難しい言葉や堅苦しいデータを並べるだけではなかなか得られないものです。

 

あなたの伝えたいメッセージを、相手は最初から最後まですべて覚えることはできません。そこで共感できるストーリーを語ることで、あなたのメッセージに深い理解を促すことができ、相手の記憶に残ることに繋がるでしょう。

 

まとめ

 

ターゲットにメッセージを届けるために必要なのは、次に挙げる4つのことです。

 

  1. メッセージを届けたいターゲットを決める
  2. 間違ったターゲット設定をしない
  3. 悩みから解放される未来像をみせる
  4. 共感されるストーリーを語る

 

固定概念にとらわれるのはとてももったいないです。少し視点をズラし、あなたのメッセージを本当に必要としているターゲットに向けて明確なメッセージを届けましょう。

 

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